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QOL for City

生活の質(QOL)による都市環境評価

生活の質(QOL)とは

生活の質とは、個人が生活する文化や価値観において「個人の目標や期待、基準や関心との関わりから得られるもの」(WHO)と定義されており、その人の価値観に照らしてどれだけ自分らしい暮らしの充実感や満足感が得られているかを指す概念のことです。これまでは医療分野や経済分野でよく使われた概念ですが、近年よく使われるウェルビーイングと合わせて、社会全体や企業、そして政策でもよくつかわれる概念になりつつあります。

QOL for Cityとは、都市環境から得られる「生活の質」のこと。すなわち、私たちが暮らすまちの環境が、それぞれの人の価値観に合わせてどのくらい暮らしやすいかを表す指標です。生活にかかわる25の指標を取り上げ、性別や年代、その他の社会属性ごとの「価値観」をもとに、その人の重みに合わせて、そのまちの暮らしやすさを計測することが特徴です。

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日本の5大都市圏におけるQOL for Cities(2020)

2020年に実施された調査結果を用いた日本の5大都市圏における、市民平均の価値観を用いたQOLの評価結果では、移動のしやすさや経済環境の高い都市中心部や鉄道沿線での住みやすさが高く、大きな河川に近い災害リスクのある地域のほうが低くなる傾向がわかりました。また、東京や大阪などの大都市圏では、最都心部よりもむしろ周辺や近郊都市のほうが住みやすさが上がる傾向になることが確認できています。移動しやすさが高くなる一方で、治安や環境面での低下が影響していることが面的にわかるようになっています。

なお、2020年の調査結果に基づくデータは、国土交通データプラットホームより閲覧・ダウンロードすることができます。より細かな地域の情報については、こちらをご参照ください。

図版(横長 4:3)

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